山歩き日記 ER アーカイブ

過去のハイキング登山&旅の記録です。

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飛ぶような速さの7月でした

毎週&毎週、富士登山に出掛けていると
とても日にちが経つのが早いです。
富士山から帰り、ブログを書き終わると
すぐにまた富士山へ行く日です。
7月は、その繰り返しでした。

困った事がひとつ有ります。
それは録画したテレビ番組を見ている暇が
全く無いことです。
ますます録画が溜まる一方です。。。
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7月28日 吉田口 【第5回富士登山】

翌朝は4時に目を覚ましました。
自転車で星観荘まで登って来た方は
すでに登山に出発した後でした。

西日本から居らしたご夫婦は、4時に星観荘を出発。
暗闇の中でしたが山頂も見えていました。
風も無く比較的暖かく、良い登山日和です。

5時に伊藤製作所の3人組の皆さんも出発。
日ノ出方向には雲が多いので、御来光を見るのは
あきらめて、また寝床に着きました。

7時に起床。しっかり再度寝入ってしまいました。
すぐに素晴らしく美味しい朝食を戴いて、
急いで身支度をしました。
あまりにも天気が良いので、頂上に行ってから
須走口へ下山する事にしました。

174 175
 
AM8:03、星観荘をスタートしました。
頂上も良く見えています。
これから標高差1400㍍余りを登って行きます。
初めての二日連続の富士登山です。
遅くともPM2時には頂上に着けば良いと言う予定です。

178

歩き出しましたら、意外に脚が軽やかです。
たったの18分で、安全指導センター下に
着いてしまいました。

181 184

吉田口名物のジグザグ道です。
私は、ゆっくり登っているつもりですが、
大勢の登山者さんを追い抜いて行きます。
安全指導センターから30分も掛からずに、
7合目最初の山小屋「花小屋」に着きました。
全く疲れていないので、ノンストップで通り過ぎます。

187

鎌岩館を通り過ぎた所で、今朝4時に出発した
ご夫婦と再会しました。
ご夫婦は、すでに5時間以上登っています。
私は1時間10分です。
少し談笑して、お別れしました。
私も今日は時間がありません、暗くなる前に
下山を完了したいからです。

189■岩場を登るご夫婦

その先、富士一館で今度は伊藤製作所の方達とも
再会しました。
彼らは星観荘から4時間経過。
私は1時間20分経過。
この差には、皆で爆笑・・ 

190

8合目・太子館へは、1時間40分とハイペースで
到着しました。

196

本8合目あたりまでは、
比較的良い気象条件だったのですが。。。
(山の天気は変わりやすいです)

202

8合5勺の御来光館では、雨が降り出しました。
早めにレインウエアの上下を着込みます。

203

案の定、雨足は次第に強くなりました。
朝の天気が嘘のようです。
でも、風は案外弱いので助かりました。
今日の天気はまだ歩きやすいほうです。

204

私は8合5勺から毎回ファイトが出ます。
9合目の鳥居を抜けると、そこには・・・

206

昨日と同じような団体さんの大渋滞が 
しかも、今日は雨が降っているので
追い抜きは危ないので自粛しました。
おとなしく列の最後尾で牛歩しました。

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AM11:26、頂上に着きました。
星観荘から所要 3時間35分でした。
最後の牛歩が無かったら、新記録確実でしたので
ちょっと残念でした。
山頂の気温は、8℃でした。

208

今日も先に久須志神社でお参りをしてから
扇屋さんへ向いました。

209

扇屋さんの店内には、小岩井さんの写真の展示が
されていました。
素晴らしい写真ばかりです。
小岩井さんも私の顔を覚えてくれたみたいで
嬉しかったです。

212

211 215

大阪から来た5才のお子さん=
ひなた君も頂上に登って来ました。
すごい事です
(詳しくは関連記事をご覧下さい)

221

扇屋さんで、カレーライスを戴いてゆっくりした後、
いよいよ須走口へ向けて下山を開始しました。
時刻は、PM12:46です。

222

下江戸屋までは吉田口と同じ下山道です。
この分岐の標識を右に曲がります。

224

吉田口の下山道よりも、砂が多くて
歩きやすく感じます。
だんだん雲も取れて雨も小降りになりました。
気温も急上昇、15℃です。

232 231

疲れていないので大陽館は通り過ぎました。
ノンストップで下ります。

236

いよいよ「砂走」(すなばしり)が見えてきました。
ここで一気に標高を下げます。

236 236k
■左右の写真は同じです。
右の写真上の点線部分が「砂走り」です。

240 247

砂走りは、細かい砂の粒子が堆積している道です。
歩みを止めると私の登山靴は、
砂の中に埋まります。

249

山頂方向へ振り返った景色です。
かなりの急勾配です。
この須走下山道の砂走りは、大石が砂の中に
混じっていますので、気をつけながら
スピードを抑制して下ります。

269 272

砂走りの終わりには、「砂払い5合」の
「吉野屋」さんが有ります。

273

鳥居をくぐると、森に入りました。

277

このまま森の中かと思いきや、
またもや砂の道に出ました。

278

ラストは森の中を通ります。
霧が出ていました。
ゴールは近いです。
相変わらず私は小走りで降りて行きます。

279 281

PM2:18、登山ゲートにゴールしました。
下山は頂上からノンストップで、1時間半でした。
レインウエアを着っぱなしでしたので、
下界に降りると汗だくでした。

283 287

東富士山荘で、バニラ&コケモモソフト(¥300)
を食べました。なかなか美味でした。

288

交番を通り過ぎようとした時、
先週ここでお逢いした山口さんに声を掛けて
頂きました。
山口さんは定年退職後、ここでほとんど毎日
トイレ管理や駐車場への誘導の仕事をされている
そうです。

290 294

駐車場も霧で真っ白でした。
自分の車に戻れて安心しました。

296

麓に降りて、山中湖インター近くの「紅富士の湯」で
ひと風呂浴びてから帰路に着きました。
首都高が事故渋滞で2箇所も混雑している様
でしたので、圏央道→関越道→外環道→常磐道と
乗り継いで、お金は掛かりましたがその分
2時間少々で早くに帰宅できました。

今回は記憶に忘れかけていた
須走口を登れて楽しかったです。
あまり登った事が無い登山道は、新鮮に感じました。

シーズン初めには、年齢的な体力の衰えか(?)
と心配な面がかなり有りましたが、
毎週の富士登山を重ねる度に、
このような心配は無くなっていきました。
むしろ5年前よりも、今現在のほうが
体力は充実しています。
前回のこの須走口の下山の砂走りの後は
脚がだるくなり、膝が笑ってどうしようもありませんでした。
ですが、今回は全く何ともありませんでした。
この二日間では、登山道に居た人は
全て抜き去りました。
しかし、1人だけ私を追い抜いて行った人が居ました。
その人はトレラン風の身のこなしの人でした。
上には上が居るものです。
私はまだまだ修行が足りないようです。。 

それに毎週富士山を登っていると、
新たな財産が出来ました。
それは、富士山に知り合いの人が
徐々に増えてきた事です。
例えば、小岩井さんのような写真家の人、
あるいは、山小屋のスタッフの人。
あるいは、山口さんのような施設の管理の人。
星観荘で一緒になった人たち。
このような人とのふれあいも、
私にとっては富士登山の楽しみのひとつです。


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7月27日 須走口【第5回富士登山】

須走口は過去に1度登った事があります。
でももう、ほとんど記憶が薄れてしまっています。
先週この須走登山口に来ましたので、
ここから登ってみたくなりました。
それに、須走口は吉田口の隣りなので
行きやすいと言う利点も有ります。
下山時の砂走(すなばしり)の通過も楽しみです。

今回も前夜のうちに、富士あざみラインを車で登り、
須走口5合目の駐車場に停めました。
夜半には風雨が強くて心配しましたが、
空が白む頃、頭上には見た事が無い
凄く巨大な渦巻状の吊るし雲が現れました。

23

予想に反して雨も止み、
今朝は登山日和(びより)になってきました。
山頂には雲が掛かっていましたが、
太陽も少し出てきています。

27 30

車は一番上の第三駐車場に停めました。
7割方、駐車場は埋まっていました。

31

今朝の出発は遅めにしました。
須走口ならば、正午には頂上に着く自信が
有るからです。

35 37

朝5時に、車から出て須走口登山道入口方面へ
向いました。
登山客は、まだまばらです。
山小屋の従業員たちと挨拶を交わしながら
進みます。

38 40

5:19、スタート地点の石段から
本日の登山、スタートです。
この5合目・登山口の標高は、ちょうど2000㍍です。
スバルライン5合目よりも、300㍍低いので
多少大変です。

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石段の上には、古御岳神社(こみたけじんじゃ)
が有ります。
ちょっと安全登山のお参りをして行きます。

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ここから、しばらく森の中の小道になります。
とても綺麗な森の中です。
何となく筑波山の登山道にも似ていて
心がなごみます。

48■山頂には雲が

道は森を抜けたり、森に入ったりを繰り返します。

49■この辺から「●▲■」有り!

先を行く登山者さんを、どんどん抜いて行きます。
と言いましても、私は6割程度の速力で登っています。
富士登山は、序盤はゆっくり登るのが原則です。
9合目から本気を出します。

52 53

スタートしてから 46分で、新6合目の「長田山荘」
(おさださんそう)/別名「しゃくなげ山荘」に到着しました。
ほんのちょっと休憩して、すぐにまた歩き出しました。

55

長田山荘から、「お中道」が出ていることを
確認しました。
いずれ、この道を探査してみたいと思います。

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下山道へと目をやると、大勢の登山者が
砂走を降りていました。

59 62

いつの間にか、雲の高さまで登って来ました。
変わった形の雲も浮かんでいました。
風も、だんだん強風になってきました。
気温は、18℃で適温です。

63

長田山荘から 28分で、本6合目の「瀬戸館」に
到着しました。

64 68
■高山植物

吉田口には咲いていない花が見られました。

69
 
先週の登った御殿場口方面は、
よく見えていました。

70

ここは標高2700㍍です。
700㍍下の駐車場が見えました。

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やっと山中湖も見えました。

74

スタートしてから 1時間55分で
7合目の「大陽館」(たいようかん)に着きました。
標高は、3090㍍。吉田口ならば8合目に相当します。

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ゴルゴ30の似顔絵がこの小屋の特徴です。
この小屋の上あたりから、登山道が砂がフカフカに
積もっており、歩きにくなってきました。
この砂地の登山道が、須走口の大きな特徴です。

80 82

「大陽館」から 35分で、本7合目の「見晴館」
(みはらしかん)に着きました。
ここでまた小休止しました。

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見晴館から、20分ほど登ると「下江戸屋」に
着きました。
スタートしてから、間もなく3時間です。
ここは休憩無しで通過します。

84 86

ここは、大行合と呼ばれる須走口と吉田口の
交差する分岐点です。
ところがここで、私の体調に異変が・・ 
明らかに高山病です。
吐き気がして、猛烈な眠気が襲ってきました。
頭も身体もフラフラします。
完全に酸欠です。
数歩歩いては立ち止まりを繰り返します。
(これはピンチです 

87 88

フラフラしながら、本8合目の鳥居を通過しました。
こんな状態で頂上まで行けるのでしょうか・・
ですが私は簡単にはギブアップはしません。

90

下江戸屋から、30分掛かって、本8合目「上江戸屋」
に何とか辿り着きました。
 を借りて用を足しましたら
高山病はだいぶ治ってきました。

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風は、ますます強くなるばかりです。
おまけに雲も多くなってきました。

94

8合5勺の「御来光館」に着く頃には
高山病は、すっかり治りました。

高度計は、3400㍍を表示しています。
風は猛烈に強く吹いています。
気温は、12℃に下がりました。
私は、3400㍍の表示を見ると燃えてきます。
あと少しだと思うと、元気が出てきます。

95

9合目の神社前を通り過ぎます。
すると、団体さんの大渋滞が・・ 

申し訳なかったのですが、この団体さんが
あまりにも遅いので、
追い抜ける所では追い抜かして貰い先を急ぎました。

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最後はペースが狂ってしまって牛歩になりながら、
やっと頂上に着きました。
時刻は、AM9:39。 
スタートから休憩を含めて4時間20分でした。

途中で高山病になったり、団体ツアーの渋滞に
巻き込まれたりした割には早かったと思います。

100

久須志神社で参拝後、
頂上の「扇屋」さんで休憩しました。
頂上は雲の中の突風状態でした。
気温は、5℃でした。

101 104

豚汁と、ホットココアで身体を暖めました。

004 005

この扇屋さんのスタッフの小岩井大輔さんの
今年の富士山ポストカードを購入しました。
ご親切にまた直筆サインをして戴きました。
お忙しい中、有難うございました。

AM10:17、頂上から下山を開始しました。
下山は、須走口ではなく、吉田口の6合目の下の
星観荘を目指します。

111

風は強いのですが、危険は感じません。
雲の中で真っ白です。

109■下江戸屋分岐

登りは1時間半掛かった所まで
下りはたったの20分で走って降りて来ました。
(まさに天国と地獄です) 

116

下山では大勢の登山者さんを走って
追い抜いて行きました。
雨でホコリも立たずに、とても快適です。
私はこの時、完全に“下山走り”を体得しました。
とても滑る急な下山道でも、全く靴がスリップしないで
走り降りる事が出来るようになりました。
まさに、私の身体と道が一体になった感覚です。

119

あっと言う間に楽しく走り降りました。
獅子岩まで1時間のジョギングでした。
今日は5合目出発のショートコースでしたので、
私の脚は、まだ全然余裕が有ります。
もう一本連続で富士山を登れそうです。
獅子岩は、毎度のとおりで雲の中でした。

125

馬も雲の中です。
私は、相変わらず小走りで走っています。
今日は、登りも下りも登山道に居る人を
全員追い抜いていました。

134

吉田口の分岐からは、緑の道になります。
私のホームグラウンドの道のように感じます。

138

11:45、星観荘に到着しました。
頂上から、1時間30分でした。
私のいつもの標準タイムです。

頑固親父さんは、お仕事で下界へ降りており
お逢い出来ずに残念でした。
昼食は、星観荘特製の美味しいカレーライスを
作って頂きました。
午後は星観荘も雨の中になり、昼寝をしながら、
富士山の6合目のゆっくりとした時間を楽しみました。
(午前中に登山も下山も完了していて良かったです)。

翌日は、もう一本頂上まで登ろうかと迷っていました。


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27日の星観荘で

27日の星観荘での夕食でのスナップ写真です。
写っている皆さんにも見て頂ければ幸いです。

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もう一枚。。。

172
(星観荘☆看板娘さん撮影)

また里見平☆星観荘でお逢いしましょう。

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小さな偉人

28日の山頂の「扇屋」さんで
小さな登山者さんに逢いました。
大阪から来た5才の男の子
(まだ幼稚園の生徒さん)です。
名前は、『ひなた君』です。

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003kai

小学生が富士山を登るのはたまに見る光景です。
でも幼稚園生が富士山に登るのは珍しい事です。
利発そうな&オチャメなお子さんで良い子でした。
パパもママも小さなお子さん連れでの富士登山の
計画&実行は大変だったと思われます。

山頂まで登って来たキミは偉いです 
また来年、富士山がキミを待っているヨ 

(ちなみに私の甥っ子(小学6年生)は、
昨年の富士登山で懲りたのか、
この夏の富士登山の計画は撤回中です・・  )



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7月20日 最難関・御殿場口【第4回富士登山】

富士登山では、主に5つのルートが有りますが
御殿場口からの登山が一番大変だと思います。
昨年は気が進まず登りませんでしたが今回は、
私のお店のお客様であるCAさんに、3連休でも
一番空いている登山道としてお薦めした関係上、
私も登らないといけないと思いまして
通算4度目の御殿場口からの登山となりました。

今回も前夜車内泊で、御殿場口新5合目の駐車場で
一夜を明かしました。

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さすがに3連休です、いつもはほとんど空いている
第一駐車場も、ほとんど満車状態で驚きました。
ここに来るのにも、高速が混んでおり、
いつもよりも時間が掛かりました。
御殿場口は、最難関のルートである事は
骨身に沁みて分かっていますので、
緊張してあまり眠れませんでした。
そうこうしているうちに、時刻はAM3時になりました。
車内で朝食を摂り、荷物整理などの準備をしました。

53

AM4時過ぎになり、空も白んできました。
御殿場市街の明かりも見えています。

57 58

AM4:07、新5合目の鳥居から山頂に向けて
出発しました。
新5合と言いますが、実際のここは旧2合目です。
隣りの富士宮新5合目と比べると、
1000㍍も標高が低いので、人気が無くて
登山者が少ないコースだと言われています。
山頂まで標高差2400㍍を登ります。
日光男体山の2山分の標高差ですから
かなりハードです。

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緩い傾斜の砂地の道を登って行きます。
薄暗いので帽子の上にヘッドライトを点けました。
気温は、18℃で適温です。

63

10分程で「大石茶屋」に着きました。
朝早くなので、まだ営業していませんでした。
休憩無しで先を急ぎます。

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「7合目へ4時間」と言う道標が有りました。
これは健脚の人ならば可能です。
普通一般の人には4時間では無理だと思います。

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富士山の山頂の下に、残雪が見えていました。

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山頂に向って歩を進めます。
左側には、「双子山」(二ツ塚)が見えています。
まだ登山道は序の口です。

4:43、ついに太陽が現れました。
この日ノ出が今シーズン初めての最高の御来光
だったとの事です!!
拡大写真をご覧下さい↓

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500

左の湖は山中湖です。
富士山御殿場口新5合目からでも、
この様に素晴らしい御来光を見る事が出来ました。
ただただ感動です。

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御来光の瞬間、一瞬富士山が「赤富士」状態
になりました。
(本当の赤富士は、もっと途轍もなく
真っ赤になるそうです)。
御殿場口は早朝歩きながら、このような赤富士を
見る事が出来ます。
富士山が朝日で赤くなるのは、
溶岩の鉄分が朝日の赤外線などで反射するから
だと言われております。

08 09

スタートしてから約50分で「次郎坊」に着きました。
ここで、新5合5勺です。
なかなかのハイペースです。
私と同時に出発した男性2人の後ろを追尾して
登りましたが、私の背中のザックが重量オーバーで、
ここで追尾できずに私は脱落・・ 
男性2人は、私のはるか先に行ってしまいました。

ここで少しだけ小休止しました。先は長いです。
(さすがに御殿場コースです。
ここを登られる人は皆、ベテランとお見受けしました。
如何にも軽そうな小さなザックで、
身軽にスタスタと登って行かれます)。
それでも、私は頑張って登山道に居る人を
追い抜いて行きます。

11 12

太陽は凄い速さで昇っていきます。
と同時に気温も上がり暑くなってきました。
この御殿場コースは、陽が射すと逃げ場が無いので
灼熱地獄になります。
前回は逆に全く陽が射さず、雲と霧の中で一面真っ白。
まるで幽界の中を登山している様で、
それもまた気分が落ち込みました。
つまりは、晴れ過ぎても、雲っても雨でも困るコース
なのです。
新5合5勺からは、深い砂と砂礫の道になります。
3歩進んで、靴がスリップして2歩下がります。
歩きのエネルギーがロスします。
ここから暫くスタミナ勝負となります。
私はブルドーザーのように、絶対に歩みを止めずに
ひたすら進みました。

14

富士山山頂は、まだ遥か彼方(かなた)です。

15

双子山の上部よりも上に来ました。
双子山が標高の目安になります。

21 19

標高が上り、山中湖の形も
はっきり分かってきました。

22 23

スタートしてから 2時間37分後、
新6合目に着きました。
ここには長期休業中の山小屋が有ります。
ここでまた小休止しました。

26 27

だいぶ上まで登って来ました。
宝永山と同じ高さ位まで登りました。
下のほうは、雲が湧いてきました。
先ほどの男性2人は、もう見えない位
先に行ってしまいました。

31 36

宝永山が、はっきりと見える頃、
やっと7合目の山小屋に着きました。
8:08、ちょうど4時間でした。
しかし、この日ノ出館は今期オープン準備中で
トイレも使えず何も買えずなので、
休憩せずに通過しました。
(ちょうどこの時、5合5勺の次郎坊に居る
CAさんから私の携帯へメールが来ました。
やはり雲の中だそうです)。

40

次の山小屋「わらじ館」も休業中なので通過して、
やっと営業している「砂走館」で大休止しました。

48

上を見上げれば、「赤岩8合館」の白い建物が
遥か彼方に見えていました。
鉄柵は、かつての富士山測候所の観測員が
冬季に命懸けで伝って登った鉄柵だそうです。

54 52

砂走館から39分で、赤岩8合館に着きました。
ここの標高は、3290㍍ですから、
下を見るとかなりの高度感が有ります。
宝永山も、もう下のほうに見えます。
吸う空気も明らかに薄いので、
身体を動かすのが辛く感じます。

60

赤岩8合館から先が、このコースの鬼門です。
地面が溶岩の鉄分で赤くなると、
そこは、「長田尾根の記念碑」が建っています。

63

ここはもう山頂直下です。
残雪が見えていました。
すると突然、物凄い突風が吹きつけてきました。
立っているのもやっとの感じです。
(私の今シーズンの富士登山では
毎回この突風に泣かされ続けています。
雨だけならば、まだ良いのですが、
この富士山山頂の突風には毎回困っています)。
下山者は多いのですが、登山者は少ないです。

64

ついに来てしまいました!
ここからが御殿場口コースの本当の試練です。
山頂までの絶壁をジグザグに
登って行かなくてはなりません。
この絶壁の高度差は、400㍍は有りそうです。
私は、ここが富士山最大の難所だと確信しています。

65

しかもここは、落石の危険箇所です。
過去に何回か落石死亡事故も発生しています。
立ち止まらないで一気に通過したい場所なのですが、
今日はあいにくザックも重く、
しかも突風が吹きつけて来ます。
一気の通過は無理です、休み休み登ります。
しかし油断すると身体が飛ばされそうです。
一歩先に進むのでさえ大変です。

68

↑この写真をよく見て下さい。
何と、私の先を行く登山者さんは
自転車を押しながら登っていました。
山頂から自転車に乗って一気にブル道を下るとの事です。
本当にご苦労さまでした。

70

私も今日はスタミナ切れです。
完全にノックダウンです。
絶壁を登るのに、77分も掛かりました。
息も絶え絶えに、やっとの事で山頂の鳥居に到着
しました。
時刻は、AM11:26。
スタートしてから、7時間20分でした。
(ちょうど標準コースタイムの範囲内でした)。
(※登り標準コースタイム= 7時間半~8時間半です)

前回は身軽にここを登って来て、6時間でしたので
今日はかなり遅いタイムになりました。
今朝の寝不足も効きました。

76 77

山頂もやはり突風が吹き荒れていました。
山頂富士館で休憩しました。
カップラーメンとホットココアで身体を暖めました。
その後、浅間大社奥宮へお参りしました。

78 79

ここは、富士宮口&御殿場口の頂上です。
今夜の宿は、星観荘ですので須走口(吉田口)の
頂上へとお鉢を辿り移動します。
ところがこのお鉢の道も、物凄い風でした。
ここで突風に煽られて滑落したら大変です。
前から歩いてきた人と風の様子を情報交換しました。
どうやら須走口の頂上まで行けるようです。
途中の岩場での突風が怖かったです。

8182

何とか須走口の頂上までたどり着きました。
団体ツアーは、この日のお鉢歩きは強風で
中止だと言っていました。
山口屋本店内で休憩させて貰い、
6合目の星観荘を目指して下山を開始しました。

84

本8合の下江戸屋の分岐の標識が
新しくなっていました。
登山者にとっては有り難い配慮です。

95

いつもは走って、この下山道を駆け降りますが、
脚も身体も疲労しており、おまけに背中のザックも
特別重くて、とても走れませんでした。
歩いて下山道を降りると、道も時間も永く感じました。
やっとのことで、6合目の安全指導センター下の
吉田口の分岐に出ました。

98 01

吉田口登山道に入ると、緑の道になります。
今日はほとんど今まで砂漠地帯みたいな所
ばかりを歩いていましたから、安堵しました。
森の中に、シャクナゲが咲いていました。

02

頂上から、2時間28分で星観荘に到着しました。
下山も疲れました。

05

星観荘の前を馬が通って行きました。
突然の出来事で驚きました。

この朝同じ御殿場口を出発されたCAさんは
夜の19時過ぎに、赤岩八合館に着いたそうです。
小学生も一緒のチームだったそうで
本当にご苦労さまでした。

この夜は、21時には完全に消灯となりました。


翌日21日の早朝4:40です。
星観荘のすぐ下の5合目・佐藤小屋からの御来光です。

15
 
16

2日連続で良い御来光が拝めて
本当にラッキーでした。

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星観荘で一緒になったご夫婦と御来光を見ました。

18 21

窓には、下界では見慣れない蛾が留まっていました。

20 23

星観荘のアルバイトのリサさんです。
京都出身の大学生です。
富士山は初めてだそうです。

AM9:17、星観荘をあとにしました。
6合目の安全指導センターへと向います。
地図には載っていない「お中道」を探すためです。
このお中道を通れば、須走口へ抜けられます。
もしもお中道が見付からなければ、
そのまま5合目からバスで下山します。

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登山道にクルマユリが咲いていました。
もう季節は夏です。

星観荘から18分で安全指導センター付近に着きました。
もう今朝は体力は、かなり回復したようです。
肝心のお中道を探しましたが、見付かりません。
この道は、知る人ぞ知る道です。
自然が豊かに残っておりシャクナゲが綺麗でした。

47 29

68

約1時間で、須走口登山道に出ました。
ここから下山します。

75

スタスタと快調に降りて、25分で須走登山口へ
着きました。
ここから、御殿場口登山口へと続くブル道が
有るようなので尋ねたところ、
事故が有ると困ると言うので通らないで欲しいと
言われました。
仕方がないので、バスで御殿場駅へ下り
乗り換えて御殿場登山口へ向う事にしました。
しかし、次のバスは1時間半待ちです。
諦めて、ゆっくりと待ちました。
売店のお兄さんや公衆トイレの番人をしていた
山口さんと話をして時間を潰しました。


78

やっと御殿場駅行きのバスが来ました。
料金¥1500です。

82 80

バスの中では熟睡していました。
50分ほどで御殿場駅に着きました。
下界は雨でした。
ここで再び¥1080のバスの切符を買って
30分の時間待ちです。
御殿場口新5合目行きです。

バスに乗車したのは、私とフランスから来た男性1人
だけでした。
午前便のバスは満車だったそうです。
退屈だったので、このフランス人と色々と
英語(?)で話をしました。
これから夜間登山をするそうです。

85

30分バスに揺られて、御殿場口新5合目に着きました。
下界は完全に雨でしたが、ここでは雨雲は下になり、
晴れ間も見えています。
まさに、 “♪あたまを雲の上に出~し~” でした。 
星観荘を出発して、すでに6時間経っていました。

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自衛隊の駅伝チームが、練習していました。
もうすぐ、この御殿場口コースで駅伝レースが
あるのです。

ここから東名高速で、直接帰宅しました。
首都高速が全面大渋滞で、普段の倍の4時間半も
掛かってやっと帰宅しました。

御殿場口登山道は、何回登っても
楽に感じません。
毎回とてもツライです。
ですが、御殿場口を登り切り、山頂に立った時の
達成感は格別です。
御殿場口を完登する事は、
他の人からの評価も高いと思います。

御殿場口は精神修練の道です。
ただ登る事だけに精神集中できます。
登山中は苦しくて邪念は一切出ません。

富士山の雄大さを実感できる
このような御殿場口を一度は登ってみませんか?
私は、来年になったら考えます。。。にが笑い2


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7月13日 突風吹きすさぶ 【第3回富士登山】

早くも1週間が経ってしまいました。
先週はふもとの浅間神社からの登山でしたが、
今日は“お手軽”にスバルライン5合目からの
河口湖口を登ります。
失礼ですが、私にとっては5合目からの富士登山は
楽しい気軽な遠足気分なのです。

事前の天気予報は良さそうでしたが、
前の晩にスバルライン5合目の駐車場に着いたところ、
物凄い強風が吹いていて困惑しました。
車中で仮眠しましたが、寝ている最中にも
風で車が揺れていました。
最近では、車中泊はすっかり慣れました。
毎回熟睡しています。
私の身体は男性にしては、かなり小柄ですので
私の小さなマイカーでも充分横になれます。

前夜は23時前に、この駐車場に到着しました。
駐車場は、4割位の駐車率で空いていました。

アラームがAM3時に鳴りました。
山頂は見えていますが、ますます風が強そうです。
停滞を考えましたが、数人登山口に登って行きます。
せっかく5合目まで来ましたので、私も行く事にします。
朝食のパンを摂り、登山の準備をしました。
今日は日帰りですから、装備も軽めで楽です。

28 29

5合目のロータリーの記念碑で、最初の一枚です。
売店も明かりが点いていましたが、
早朝なので人影はありません。

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早朝 4:05、5合目の出発門からスタートです。
薄暗いのでヘッドライトを点灯しました。
私の他にも、数人が各自スタートしました。

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気温は13℃です。
防風防寒対策でレインウエアを着ています。
強い風に吹かれながらも、空は夜明け前の美しさを
奏でています。
雲海と、下界の景色を見とれながら、
ゆっくりと歩いて行きます。
6合目までは、むしろ下り坂ですので全然登山と言う
感じではないです。

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10分程で「泉ヶ滝」に着きました。
ここから右の登って行く道が登山道です
(左の下がる道は、吉田口5合目方面へ出ます)。
滝と言いますが、全くそのようなものはありません。
(※後日=よく見ると、水が染み出していました)
前回外人さんに滝は何所か?と訊かれましたが、
私は有りませんとしか答えようがなかったです。

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山頂方向へと目をやると、月が出ていました。

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シェルタートンネルを通ると、
6合目の「安全指導センター」に着きます。
ここの守衛さんに挨拶して通り過ぎました。
下界の景色が美しいです。

富士吉田市&河口湖方面↓
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山中湖方面↓
50

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ここから吉田口名物ジグザグ道になります。
昼間は上を見ない事をお薦めします。
(最初の山小屋はまだまだ遠い、ですので)

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登山者もまだ少なく、登山道もガラガラです。

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今シーズンから、富士山の各登山道には
共通の様式の道標が設置されています。
吉田口(スバルライン)は{黄色}です。

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4:45、この日の御来光です。
6合目からでも、この様に充分な御来光を
拝む事が出来ます。
上に居る団体さんが万歳三唱をされておりました。

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風は相変わらず止みません。
朝日を受けながら、ゆっくり登ります。

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団体さんに追いつき、追い越しました。

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スタートしてから1時間で、7合目最初の山小屋の
「花小屋」に着きました。
疲れていないので、休まず通過します。

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これから8合目までは溶岩の岩盤上を歩きます。
山小屋と山小屋の間には、この岩盤が有ります。
私はすっかりこの岩盤歩きに慣れました。
今日は特に楽に岩盤の上を登って行きます。

8合目に近づくに従って、
ますます風が強くなってきました。
私の直前を登っていた年配の女性の登山者が
風で飛ばされました。
ですが、大事に至らず幸いでした。
私も突風に気をつけながら登って行きます。

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いつもは花小屋から60分は掛かるのですが、
今日は40分で8合目の太子館に着きました。
ここで最初の休憩をしました。

ところが太子館前は、登山者で混雑していました。
皆さん、この先も登って行くか止めて下山するかを
思案しているようです。
それほど、風が突風に変わってきていました。
私は、行ける所まで行く覚悟でしたので、
休憩もそこそこに先を急ぎました。

74 75

富士山は単独峰ですので、風向きが一定しません。
どっちから突風が吹いて来るかを警戒しながら
登って行きます。

76 77

小石も吹き飛んで来ます。
口の中も砂が入ってジャリジャリ言います。
顔面に小石が当たると耐え難い痛さです。
レインウエアのフードを頭に被って、小石を防ぎました。
風が息を吸う時は、一瞬風が弱まります。
この合間に歩を進めます。
ですが、物凄い突風が吹きつけて来る瞬間には、
歩を止めて、身体を前屈みにして頭のフードを
手で押さえて、突風をしのぎました。

78k

AM7:00、スタートしてから3時間弱で
8合5勺の御来光館に着きました。
ここが最後の山小屋です、この先山頂までは
山小屋は有りません。

ここに来ると、私は毎回闘志が湧いてきます。
山頂までもうすぐですので、ラストスパートします。

79 81

9合目の鳥居が見えました。
登山道に居る人達を次々と、
ごぼう抜きで抜いて行きます。

83

最後は、山頂まで走って駆け上がりました。
AM7時半過ぎに、山頂に到着しました。
時計を見てビックリです。
休憩を含めて3時間半で山頂に来ていました。
これは、河口湖口の私の自己新記録です。

84

幸い山頂の山小屋は、全て営業していました。
「扇屋」さんで休憩させて貰います。

87 

こんな天気ですから、扇屋さんの中は
空いていました。

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ホットココア(¥400)で一息つきました。
身体が冷えているので助かりました。

ここで自分用のお土産を買い求めました。
富士山の写真集です。

1

「Mt.FUJI 3776」(山と渓谷社刊)です。

この写真集を出版された写真家さんが
この扇屋さんで働いておられます。
小岩井大輔さんです。

買い求めた写真集に、サインを書いて頂きました。
良い記念になりました、有難うございました。

90■小岩井さんサイン中

2■戴いたサイン

扇屋さんの次に向った所は、久須志神社です。
先ほどの山頂のゴールの鳥居の所に有ります。

95 92

やはりこちらも空いていました。
ハイシーズン中には、登山者で混雑するのですが
今日は嘘のようです。
お参りさせて頂き、お守りを購入しました。

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外は相変わらず、物凄い暴風です。
雲の中ですから、10㍍先が見通せません。
お釜方向も見てみましたが、やはり真っ白でした。
完全に何も見えません。

もう山頂での長居も無用ですので
早急に下山します。
山小屋の人に尋ねたところ、下山専用道は
すでに通行可能だそうです。
山頂からは、この下山専用道で降りる事にしました。

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ところが、この下山専用道で、
この日一番の怖い目に遭う事になってしまったのでした。
何しろ濃い雲の中なのでホワイトアウト状態です。
果たしてこれが正規の下山道なのか?
もしかしたら、お鉢巡りの道に迷い込んでしまった
のではないのか? と、とても不安になりました。
確認のために高度計で確かめたところ、
道は確実に下っており、やはり正規の下山専用道だと
判断しました。

下山道を一段折り返したその時です。
この日一番の突風が私の背中を押しました。
マズイです。このままでは谷に滑落してしまいます。
ここは山頂直下の物凄い急坂です。
道幅も狭いので、非常に危険です。
突風で背中を押されて、谷に落っこちたら
ただでは済みません。
こうなったらもう引き返す事も不可能です。
降りて行くしか方法が無い状態でした。

私は、両足を踏ん張り、重心を身体の後ろに掛けながら
ゆっくりと一歩ずつ降りて行きました。

98 99

そうこうしているうちに、徐々に高度を下げて
突風も幾らかは弱くなりました。
本日最大のピンチから脱出したようです。

下から、荷物運搬のブルドーザが来て
私とすれ違いました。
私も命懸けでしたが、
このブルドーザーのオペさんも命懸けでした。

01

飛んでくる小石を防ぎながら、
やがて本8合目へ降りてきました。

02 03

下界も多少垣間見えて安堵しました。
吉田口(スバルライン)と須走口の分岐点の
指導標が薄れて見えづらくなっていました。
ここで下山道を間違えると大変です、
くれぐれもご注意下さい!
(スバルラインは左です)。

08 09

本8合目からは、私お得意の走れる下山道に
なりました。
私は、ここは歩いて降りると転びますし、疲れますので
毎回走り降りたほうが遥かに楽なのです。
砂埃を立てて迷惑にならないように気をつけながら
大勢の登山者さんを抜いて行きました。

11

山頂から、お中道の獅子岩まで
約1時間で降りて来ました。

15 12

ここまで降りて来て、風も幾らかは弱まりました。
山中湖が綺麗に見えており、先ほどの山頂直下での
緊張感が嘘のような長閑(のどか)さです。

21

安全指導センターの有る6合目の分岐です。
吉田口へと下って行きます。
星観荘へ寄るためです。
富士吉田の街も良く見えていました。

23 24

スバルラインの5合目も見渡せます。

25

経ヶ岳から山頂を見てみました。
やはり依然として雲が掛かっていました。

30

AM9:48、里見平☆星観荘へ着きました。
山頂から、1時間28分でした。

頑固親父さんは、外に居る私に気が付かれたようで
ビックリされていました。
今回はサプライズ訪問なので、全くのアポ無し
でしたので、失礼しました。

昼食で天然「きのこうどん」をご馳走になりました。
今回も、色々と有難うございました。
楽しくお話させて貰っているうちに、時刻は12時に。
またの頑固親父さんや奥様との再会を楽しみに、
星観荘をあとにしました。

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12:30、5合目の駐車場へと戻ってきました。
駐車場は、ほとんど満車に近い状態になっていました。

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駐車場から山頂を見てみると、
やはり分厚い雲が掛かっていました。

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富士スバルラインは、普通車(往復)の通行料金は
2000円です。
これは駐車場代金も含まれていますので
決して高くは無いと思います。

00001

頑固親父さんのBLOGから写真をお借りしました。
この日のふもとからの富士山です。
完全に傘雲でした。

高度順応のテストも今回してみました。
5合目で一晩過ごすと、身体はかなり楽なようです。
(5合目滞在1~2時間では高度順応は難しそうです)。
しかし若干頭痛がしましたので、
完全とはいかないようです。
高山病を全く起こさないためには、
浅間神社から歩いて登るしか方法はなさそうです。

今回は先週と同様に悪天候の中の富士登山と
なりました。
風が強かったぶん、先週よりもハードに感じました。
登山中限界を感じたら、すぐに下山するつもりでしたが
結局山頂まで何とか行けてしまいました。
今回は、何事も経験で学習のつもりで登りましたが、
レジャー目的で富士山を登られる人には、
やはりお天気の良い時の富士登山をお薦めします。
(もしも悪天候でも登る際には、
くれぐれも登山装備は万全に準備して下さい)

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7月6日 歴史の道・吉田口【第2回富士登山】

前日の富士吉田地方の天気予報は雨でした。
少々の雨ならば、富士山に登ろうと決意していました。
前夜PM22:30に、道の駅富士吉田に到着。
車中で一泊して朝を待ちました。

AM03:00に目を覚ましました。
天候は、曇りです。
予定を変更して、馬返しから登ろうかと迷いつつ、
北口本宮冨士浅間神社に移動して車を停めました。

1

本殿にて安全登山の参拝をします。
富士山の御祭神にご挨拶をします。
これが古式ゆかしき正式な登山の始まりです。

2

参拝を終えて、いざ出発門へ!
本殿右側の鳥居が富士登山の正式な出発門です。

3 4

鳥居の扁額には「冨士山」と架かっています。
まだ心中は、馬返しから登ったほうが良いかな、
と迷っていました。
AM04:52、意を決して一礼して鳥居をくぐりました。
『ビッグチャレンジ2009』の開幕です!

(ビッグチャレンジ200Xは、私のオリジナルの造語です)。

私は毎夏1回は、浅間神社→富士山頂 の片道20㌔、
標高差3000㍍の登山を行っています。
この登山の事を私は、ビッグチャレンジと呼んでいます。
今日は、イマイチの天候ですので、
山頂まで行けるかどうかは判りませんが、
とにかくスタートを切りました。
(ちなみに標高差3000㍍を越える登山ルートは、
エベレスト登山並で世界中でも稀(まれ)だそうです、
それだけ富士山は高く、険しい山なのです)。

この出発門の標高は、約750㍍。
すでに筑波山山頂とほぼ同じ高さです。

鳥居をくぐると、その先の道が無くなります。
(初めての人は戸惑います・・)
正解は、舗装道路に一旦出て富士山方向へ歩きます。

5 6

数分で、登山慰霊碑に出ます。
ここを右折して、自然遊歩道を歩きます。

(登山者の中には自然遊歩道を歩かずに、
そのまま舗装道路を直進して馬返しに向う人も居ます。
ですが、舗装道路は歩道も無くて危険ですし、
硬い道ですから脚への負担が掛かり過ぎて、
あとでかなりの身体へのダメージになると思います)。

7 8

右折して数分で、自然遊歩道への入り口に出ます。
森の中に入りましたので薄暗いです。

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ここから「草山三里」(くさやまさんり)が始まりました。
もう夜が明けたので、ヘッドランプは不要でした。
暗い森の中で、小鳥の鳴き声だけが聴こえてきます。

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15分ほど歩いて、第1ラウンドが終わりました。
東富士五湖道路のガード下をくぐります。
引き続いて第2ラウンドの開始です。

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幾分、遊歩道の道が明るい森の中になりました。
ここからやっと、気分良く歩ける道になります♪

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44 45

色々な花が見られました。
この道は、地元の人々には
絶好のウォーキングコースです。

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舗装道路を横切り、第3ラウンドの開始です。
あまりハイペースで歩くと、のちほどバテますので
少しセーブ気味で歩きます。
道は、とても緩やかな登りになっています。

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道標を見ると、まだ遊歩道は序の口で
始まったばかりです。
馬返しは遠いです。

49

明るい森をドンドン進みます。

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浅間神社から、53分で「中の茶屋」に着きました。
ここが第1ポイントです。
1時間掛からないで来ましたので、かなり早いです。

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自然遊歩道は、いったんここで中断します。
ここからは、しばらく林道歩きになります。
砂利道で歩きにくいです。
歩きながら、栄養補給しました。

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この砂利道から、唯一富士山が見えます。
この先は全く富士山は見えなくなります。
山頂の半分は、厚い雲が掛かっていました。

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林道富士線の起点のT字路から、
また自然遊歩道が始まります。

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ここから馬返しまでの自然遊歩道は、
歩く人も少ないせいか、山深い小道になります。
またもや薄暗い森の中の道です。
傾斜も急になり、また道も蛇行して歩きにくいです。

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遊歩道に入り、20分ほど歩いたところで
雨が降り出しました。
最初は、雨具無しで歩いていましたが、
雨粒が大きくなって本降りになってきたので
レインウエアを着用しました。
ザックにもカバーを掛けて、完全雨天装備です。

75 77

AM7:00、待望の「馬返し」に到着しました。
高度差600㍍を登ってきました。
浅間神社から、約2時間でした。予定どうりです。
馬返しには、5台ほど車が停まっていました。
この人達は、すでに出発したあとのようでした。

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馬返しからは、「木山三里」(きやまさんり)が始まります。
ここから6合目の星観荘まで、
高度差850㍍を登って行きます。
筑波山ひと山の高さと同じです。
これからが前半戦の苦しいところです。

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この鳥居から先が富士山の聖域です。
前回と同じく「禊所」の中を進んで古道を歩きます。
雨は引き続き本格的な大降りです。

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1合目の鈴原社で、小休止しました。
栄養補給をします。
お社のヒサシが雨を遮断してくれました。

レインウエアを着ての登山は暑苦しいです。
スタミナを消耗します。
メガネが湿気で曇って困りました。
拭いても拭いてもキリがないので
メガネを外して歩きました。
(私の裸眼の視力は0.3なのですが、
慣れたらメガネ無しでも支障なく歩けました)。

86 88

2合目まで歩くのも大変でした。
御室浅間神社の廃屋の中で小休止しました。
またもや栄養補給です。
今回は長丁場ですので、とにかくたくさんの栄養を
補給し続けなければなりません。

91■セルフシャッター

雨は降り続けます。
やっとの事で、3合目に着きました。

95 94

セーブして歩かないと、雨でレインウエアが濡れる
だけではなく、汗で内側も濡れるので困ります。

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4合5勺の井上小屋に着きました。
ここも永年休業中です。
屋根のヒサシの下で、またまた栄養補給です。
(今日は、食べてばかりです・・)

3

待望の滝沢林道に飛び出しました。
あと少しで星観荘です。
もうレインウエアは内側も外側もビッショリです。

4 5

5合目の標識を過ぎると「佐藤小屋」です。
ここから「焼山三里」(やけやまさんり)です。

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5合目からの景色です。
今日は灰色一色です。

7

9:19、里見平☆星観荘に到着しました。
レインウエアを装着していた時間等を差し引くと
休憩を含めて浅間神社から4時間でした。

頑固親父さんにご挨拶をして、要らない荷物を
置かせて貰い、山頂に再出発する事にしました。

8
 
10:00ちょうどに、星観荘から山頂へスタートです。
遅い出発時間ですので、
14時の時点で下山を考える事にします。

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順調に歩が進みます。
高地なので、いくぶん雲が薄くなり
雨も小降りになりました。
気が付けば登山指導センターまで20分と
かなりのハイペースで登りました。
2週間前と違って、登山者もそれなりに居ましたので
安心しました。
ここで、スバルラインの5合目からの登山者と合流します。

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今日は体調万全のようです。
吉田名物ジグザグ道も、難なく登れます。
大勢の登山者を抜かして行きます。

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星観荘から1時間も掛からないうちに
7合目の最初の山小屋「花小屋」に着きました。
雨はまだシトシト降り続いています。

13

8合目までは岩場が断続します。
2週間前は、この岩場に苦戦しましたが、
今日は楽しく登れます。
何だか不思議です。

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2週間前には、雪がドッサリ有った斜面です。
しかし、今日は雪はもうほとんど融けていました。

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星観荘から2時間ちょうどで、8合目の太子館に
着きました。
かなりのハイペースです、しかも浅間神社から
15㌔もすでに歩いているのにです。
ここから先が富士登山の後半戦です。
7合目でも栄養補給をしましたが、
8合目でも栄養補給をします。
(今日は、いつもの3倍以上の栄養を摂っています)

25 24

8合目の太子館から上は、またジグザグに
切り返してして登って行く登山道になります。
一旦薄日が差してぬか喜びしましたが、
また濃い雲の中に飲み込まれました。
雨も風も強くなってきました。

28 31

本8合の山小屋を次々に通り過ぎます。
バナナを買い求めようと思って山小屋の店員さんに
訊いてみましたが、あいにく在庫無しでした。

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8合5勺の最後の山小屋の前のベンチでオニギリを
大雨に打たれてもお構いなしでパクついていました。

すると・・ 突然上のほうから数人が大声を上げながら
駆け降りて来ました。
何事かと思いましたら、富士登山競争の練習中の
ランナーが低体温症になっており、
山小屋に運び込まれたのでした。

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山小屋の寒暖計を見ると、外気温は7℃でした。
軽装で風雨に打たれて体調を崩されたみたいでした。
こうして冷たい風雨にさらされているうちに、
私自身も身体が冷えてきました。
このままでは、私までもが低体温症になりそうです。
慌てて腰を上げて歩き始めました。
ここから山頂まで1時間半だと山小屋の人が言いました。

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途中、TVクルーの集団を追い抜きました。
先頭のガイドは、
富士登山が、もうじき600回の佐々木さんでした。
私は雑誌を見ていてお顔を知っていましたので
声を掛けさせて頂きました。
お逢い出来まして光栄でした。

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9合目の鳥居をすんなり通過しました。
普通の人は、この辺りから牛歩になっていますが、
私はますますペースがあがります。
もう登山道も終わりですから、ラストスパートです。

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8.5合の最後の山小屋から、50分で山頂に着きました。
時刻は、PM02:00。
星観荘を出発して、ちょうどピッタリ4時間でした。
久須志神社は閉まっていました。

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山頂の山小屋は、全て営業していません。
まだ冬仕舞いしたままです。
ですが私の直前を歩いていた人達が、
山口屋本店さんへ入っていきます。
私も一緒にお邪魔しました。

山口屋さんは、去年一晩お世話になった山小屋です。
営業はまだされていませんでしたが、
今日はご厚意で山小屋の中に入れて頂きました。
有難う御座いました。
寒い中でしたので、助かりました。

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山口屋さんを出て、お釜方向を見たいと思いましたが、
凄まじい強風が雪と混ざって吹き付けてきました。
身体が一瞬浮かびそうになりました。
これは本当に危ないので、
何も見る事無く山頂を下山しました。

76 77

下山専用道は残雪で使えないので、
下山も登り並みに苦労しました。
途中から、やっと走って下れる道になったので
気分良く走り下りました。
高度も下がると、やがて雨もあがりました。
薄日も差し始めました。

80

いつもは、1時間半で山頂から星観荘まで
走り降りて来ますが、今日は3時間近く掛かりました。
(この日は下山道は通行止めでしたが、
この数日で解除になったようです)

装着していた万歩計を見ると「5万4千歩」、
歩行距離「21.77㌔」でした。
こんな数字は見た事が無く、ビックリしました。
今までの最高は4万9千歩でしたから新記録です。
(今日はもうこれ以上歩けません、
本当に限界でした・・)

この夜は、奈良県からの団体さんや
頑固親父さんを交えて、サンフランシスコからの外人さんと
私のデタラメイングリッシュで楽しく歓談しました。

翌日は、星観荘をAM10:00に出発、
浅間神社に向って下山ました。
ついでに、{清掃下山}をしながら山を降りました。
麓に行くに従って、落ちているゴミが多くなりました。
浅間神社に着く頃には、ビニル袋一杯になりました。

休憩を含めて、3時間20分で浅間神社に着きました。
恒例の登山御礼の参拝を終えて「おみくじ」を引くと・・
またもや『大吉』でした!!
何回連続で『大吉』か忘れましたがビックリです。
きっと{清掃下山}をしたので、
冨士の神様が私を誉めて下さったのでしょう。

今回は山頂まで到達出来て良かったです。
2週間前には、8合目までしか行けずに
歯がゆい思いを引きずっていました。

歴史の道「吉田口登山道」は
意外な事に日本人ではなく、
多くの外人さんに歩かれています。
もっと多くの日本人の方にも是非歩いて欲しいです。

今回の登山は、とにかく食べました。
(水3リットル、オニギリ2ケ、ゼリー食料2ケ、
パン1ケ、梅干8ケ、ソーセージ1本、)
これだけ食べても、結局体重は減りました。
カロリー計算上では、フルマラソン4~5回分の
カロリーを1日で消費したみたいです。

現在、ふもとから富士山山頂まで安心して歩けて、
1本のルートになっているのは、
この「吉田口登山道」だけです。
皆さんも、一度は
山頂までの大冒険の旅をしてみませんか?
きっと、人生観が変わると思います。


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登山GOODSシリーズ(8)

ハイドレーション(給水装置)なのですが、
水を飲む吸い口が汚れて不衛生になりがちでした。
特にザックを地面に置いた時に、
土や泥が付いて困っていました。
コレを解消する別売り部品を見付けました


1
  
2

先週の筑波山でテストをしましたが、
バッチリ問題を解消しました。
これで、吸い口が汚れないで済みます。笑い。


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おもしろクルマ

先日、富士山の帰り道の高速のPAで
面白い車を見かけました。


1

ダイ●ン・エアコンの“ぴちょんくん”号です。
可愛い車で、とても目立ちます。
原型が何の車種だったか解りません、
相当改造されていますネ。。

2

トンガリ頭が良いアクセントになっています。
後姿も、目立ちます

3

内装のシートカバーまでもが、凝っています。
ドアノブの位置が丁度、目玉になっています。
ダイ●ンさん、こんなに素晴らしい宣伝車を造った
あなたはとても偉いです


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映画「剱岳」点の記 を観ました

今夜、地元の映画館で「剱岳 点の記」を
観てきました。
剱岳の大自然の美しさと厳しさが
よく表現されていました。
私は剱岳には勿論登った事はありませんし、
またこれから登ろうと言う予定も全くありません。
何より私の今の登山の技量では、
アルプスへは行けません。
映画で剱岳の稜線の形を見ただけで、
怖くて行く気にもなりません。
ですが、映画の登場人物と私の富士登山へ賭ける
意気込みの心境が微妙に重なりました。
この映画を観ていて、登場人物の心の動きに
納得している自分が居ました。
今まで大抵の山の山頂に有る三角点は、
あまり気には留めなかったのですが、
測量士の努力の跡で有る事を理解しました。
これからは、三角点に対する見方が
変わると思います。

この映画は、山好きな人には
是非観て貰いたい映画でした。

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祝 2009 富士山 山びらき

7月1日、 2009 富士山 山びらき 

本日、山梨県側の、吉田口登山道は
山頂まで全線開通したそうです。

山小屋組合の除雪作業をして下さった皆さん、
お疲れさまでした、有難うございました。
これで来週は安心して山頂を目指す事が出来ます

この夏、富士登山をされる方は、私も含めてお互いに
安全登山を第一に心掛けましょう。
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